久世に訊け!!
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WORKS   Flocke2(フロッケ2)とは  
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 2008  

11/10/2008 更新

Flocke2

「Flocke2」 は、Flocke1(FlockeHard)の改良版です。
USBの切り離しが可能、外部電源/バッテリー動作が可能、ブレッドボードをなくしコンパクト化、など、スタンドアロンの動作および、組み込みの自由度を改良したものです。

「Flocke2」は、 Flocke1よりも、PICをコアに扱えるように、マイクロチップ社のPIC書き込み器「PICKit2」に対応しています。PICを抜かずに書き換えができるため、開発の工程が1つ減り、スムーズな開発が可能になります。また、PICKit2は、プログラムを更新したら自動的に書き換えることもでき、 いちいちアプリを切り替えてクリックするという手間も省けます。

美大でもハードウェアを作る人が増えたのですが、逆に平均的なアイデアやクオリティになってきた気がします。そこで、市販のPICKit2を想定している点など、少しお金はかかってしまいますが、1〜2年後に差をつけられるように、また、仕事の実践につかえるノウハウを学べるようにと、バージョンアップを考えました。

なお、Flocke2は、Flocke1との互換性を考慮しています(すこし改造が必要です)ので、ここで紹介するFlocke2につなぐデバイスの多くは、Flocke1でも使うことができます。


Flocke2で改良されたポイント

●USBパーツの切り離しが可能に
Flocke1では、入門者を対象にしていたので、すべてのパーツはハンダづけしてしまうことにしていました。取り外し式にしてしまうと、パーツを忘れたり、なくしたり、抜き差しするときに破損したり、という2次的なトラブルをなくすためでした。これは効果的だったと思います。

ただ、Flocke1を量産しようとすると、USBパーツを1台に1つ購入する必要があり(ちょっと機転の利く人ならICソケットつけるでしょうけど)、コストがかかるので、Flocke2ではUSBパーツを使い回せるように切り離しが可能になりました。また、切り離すことで、電源をACアダプターやバッテリーなどから取りやすくなりました。Flocke1ではUSBからの電源供給が前提でしたので、USBと同時に外部電源をつなぐと壊れる可能性がありました。

●ブレッドボードをなくしてコンパクトに

電子回路の入門として多く使われているブレッドボードですが、ハンダ付けがいらない、抜き差しで回路を変更できる、などのメリットとともにデメリットもあります。これまで、そのメリットのみに注目していたのですが、昨今の美大系電子工作の近似化や限界は、このブレッドボードのメリットもデメリットも抜けきれていない点にあるのではと思いました。

ぱっと思いつく感じではブレッドボードにはこんなデメリットがあるかなと思います。
・抜き差しが簡単な反面、抜けやすい
・授業でいくつもの回路を組もうとする場合、一度組んだものを解体することになる
・授業中に動かすことができたが自分一人でやると動かせない
・見た目がジャンキー
・けっこう大きい

Flocke2ではこれらの問題を考慮しつつ、かたちにしました。

わかりやすくいうと、
・ 授業中にがんばれば、そのあとも動かせる状態を保てます(らんぼうにしなければ、、ね)。
・コンパクトな筐体におさめられるよう、Flocke1に比べて大きさ制限が少なくなりました。
・ソケットで抜き差しすることで、機能を追加削除できる。
とこんな感じでしょうか。



Flocke+Friendの特徴

●擬人化しておぼえよう

Flocke(1も2も)とFriendをつかっていろんな回路を組んで行くと、なぜかいつもつかう回路がでてくるでしょう。

人にたとえると、それは大事なともだちで、FlockeやほかのFriendが動くために欠かせない役割を果たしています。居ないとさみしくなるような、いつでも悩み事を聞いてくれるような、知らないうちに元気をもらっているような、そんな親友のような役割です。Flockeはひとりだとできることが小さいのですが、ともだちが一緒になってくれるといろんなことができるようになります。

Friendには、ピカピカ光るもの、音が鳴るものなど目立つもののほかに、大きな電気を動かしてくれるもの、電気を運んでくれるものなど、縁の下の力持ちもいます。たとえば、グループワークでFlocke+Friendをつかうとき、「きみってこのFriendみたいだね」とか、マニアックな会話になってくれることを密かに期待しています(笑)。


●ブロックのように組みながら共通点を見極めよう


機能をブロックのように追加したり減らしたりできます。
ブロックのようにするためには、電子回路で言うと「並列」に回路を組まなければ行けないのですが、そのあたりは、最初は意識せずに、絵の通りに組み立てていってください。
Friendを組み立てるうちに、同じようなハンダ付けの箇所があることに気がつくでしょう。そこが回路のポイントです。



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